ミニ定点セル温度炉 9260
主な機能
- ミニ定点炉。
- インジウム、スズ、亜鉛、アルミニウムのミニセルを利用可能。
- 石英および金属定点セルのオプション。
- フルサイズの定点ソリューションの半分のコスト。
製品概要: ミニ定点セル温度炉 9260
この温度炉は大型温度炉の半分以下のコストで、インジウム、スズ、亜鉛、アルミニウムのセルで動作し、156.5985℃ から 660.323℃ のすべての ITS-90 定点を対象とします。セル自体が使用する 99.9999% の純粋金属の量も少なく、はるかにコストがかかりません。ただし、コストは問題の一部に過ぎません。
9260 での定点の使用は簡単です。夕方にセルを挿入し、夜間そのままにしておくだけです。翌朝、特定のセルについて、組み込みのソフトウェア・ルーチンを初期化します。1 時間以内に戻ってきて、セルの安定度を確認し、後の時間は、ほぼ完全な温度ソースから測定を実行できます。
組み込みのソフトウェアにより、各金属について融点曲線と凝固点曲線の使用を選択できます。ITS-90 では凝固点が要求されますが、融点の方が実現が簡単で、不確かさの差(ほとんどのアプリケーションで 2 mK 未満)は一般にわずかです。実際に従来のセルを凝固点で使用した場合と、Fluke Calibration のミニ・セルを融点で使用した場合の差は、ほとんどのアプリケーションについて多くのラボでほんのわずかです。
9260 では比較ブロックも使用でき、高温での高精度の比較校正を実行できます。多様なドリル済みのウェルを持つ 2 つのブロックと、ブランクのブロックまたはカスタム・ブロックを使用できます。ウェルの深さは 229 mm(9 in)です。
仕様: ミニ定点セル温度炉 9260
全般仕様 | |
温度範囲 | 50℃ ~ 680℃ |
環境作動レンジ | 5 °C ~ 45 °C |
安定度 | 300℃ まで ±0.03℃ 300℃ 以上 ±0.05℃ |
垂直方向勾配 | 上下のゾーンはオフセットによって調整可能 |
安定期の持続時間 | 6 ~ 10時間(代表値) |
分解能 | 0.01 ° |
ディスプレイ・スケール | °C と °F を切り替え可能 |
浸没度 | 229 mm(9 in) |
安定までの時間 | 公称 15 分 |
余熱ウエル | 2 |
故障保護 | センサーのバーンアウトおよび短絡保護、過温度カットアウト |
ディスプレイ確度 | ±0.2 °C ~ 300 °C 450℃ まで ±0.3℃ 680℃ まで ±0.5℃ |
比較ブロック | 複数穴の 2 つのブロック、ブランク・ブロック、カスタム・ブロックを使用可能 |
ウェル間勾配(比較ブロック内) | ± 0.02 °C |
加熱時間 | 1.25 時間(25℃~680℃) |
冷却時間 | 10.5 時間(680℃~100℃) |
通信 | RS-232 内蔵 |
電源仕様 | 115 VAC(±10%)、60 Hz、11 A、または 230 VAC(±10%)、50 Hz、6 A、指定、1200 W |
外形寸法(高さ × 幅 × 奥行) | 489 x 222 x 260 mm(19.25 x 8.75 x 10.25 in) |
重量 | 20.5 kg(45 lb.)ブロックを含む |
モデル: ミニ定点セル温度炉 9260
ミニ定点炉(インジウム、錫、亜鉛、アルミ・セル用)
ミニ石英インジウム・セル
ミニ石英、スズ・セル
ミニ石英亜鉛セル
ミニ石英アルミ・セル
ミニ・メタル・ケース入りインジウム・セル
ミニ・メタル・ケース入りスズ・セル
ミニ・メタル・ケース入り亜鉛セル
コンテナー、ミニセル・サポート、9260
コンテナー、SST ミニセル・サポート、9260
インジウム・セル認定比較校正
スズ・セル認定比較校正