超高温用校正ソルト・バス 6050H
主な機能
- 最大 550 ℃の高温校正機能。
- 電子調整可能な温度カットアウトにより、正確な制御が可能。
- 550 ℃で±0.008 ℃の非常に優れた温度安定度。
- ±0.005 ℃の高度な温度均一性により、正確な校正を実現。
製品概要: 超高温用校正ソルト・バス 6050H
6050Hは 550 °C までの高温用として設計されており、熱電対や測温抵抗体、標準白金抵抗温度計(SPRT)の校正用ソルト・バスとして多くの標準室で使用されています。SPRTの比較校正にも利用していただけ、安定度は 300 °C で ±0.005 °C 以上です。
フルーク・キャリブレーションのバスには自動校正ソフトウェアが無料で付属しています。このソフトウェアは単なるデータ収集だけのためのものではありません。ソフトウェアを使うことで、バスの温度も含めて校正作業を管理することができます。
高温にはソルト・バス、低温にはオイル・バスというように、アプリケーションに合わせてお選びください。
ソルト・バスはサンド・バスよりも性能的にも優れており、取り扱いも簡単です。SPRT の比較校正においても、サンド・バスでは フルーク・キャリブレーションのソルト・バスほどの信頼性は望めません。
自動化インターフェース・パッケージなどのオプションを追加することもできます。6050Hは、現在市販されている中で最高品質のソルト・バスです。
ソルト・バスとしては最高の 550 °C まで到達可能で、安定度は他の校正装置より10倍も100倍も優れています。
深さは 305 mm、開口部は 127 × 254 mm とたいへん使いやすくなっています。また、バスの背面にあるポートは内部の冷却コイルにつながっており、そこから冷却材を入れてバスを急速に冷却することも可能です。
仕様: 超高温用校正ソルト・バス 6050H
仕様 | |
レンジ | 180 °C ~ 550 °C |
安定度 | ±0.002 °C at 200 °C (ソルト) ±0.004 °C at 300 °C (ソルト) ±0.008 °C at 550 °C (ソルト) |
均一度 | ±0.005 °C at 200 °C (ソルト) ±0.020 °C at 550 °C (ソルト) |
温度設定 | キー操作によるデータ入力、デジタル表示 |
設定温度分解能 | 0.01 °C; 高分解能モードでは0.00018 °C |
表示温度分解能 | 0.01 °C |
デジタル設定確度 | ±1 °C |
デジタル設定繰り返し姓 | ±0.02 °C |
ヒーター | 400, 1200, 2000 W |
アクセス開口部 | 127 x 254 mm |
深度 | 305 mm |
温度媒体に接触する部分の材質 | 304 ステンレス・スチール |
電源 | 230 VAC (±10 %), 50/60 Hz, 10 A |
容量 | 27 リットル(バス・ソルト50 kg) |
重量 | 82 kg |
寸法 (HxWxD) | 724 x 518 x 622 mm |
Automation | Use the 1586A Super-DAQ to automate temperature sensor calibration |
モデル: 超高温用校正ソルト・バス 6050H
スタンダード・バス、60℃ ~ 550℃ (カート付き)
バス・ソルト、125 lb(日本では取り扱っていません。)
保持フィクスチャー、13 プローブ、127 × 254 mm (5 × 10 in)
IEEE-488 インターフェース, 6330/7320/7340