PPC4 デジタル圧力コントローラー/校正器
主な機能
- 最大 14 MPa の圧力レンジをサポートし、4 ppm のコントロール精度を 50:1 までターンダウンする極めて優れた性能
- +/- 0.008% RDG という低い測定の不確かさを実現
- 測定の不確かさをリアルタイムで計算。
- 校正ラボのベンチ・トップから生産ライン自動テストに最適。
- カラー・ディスプレイや簡単なナビゲーションを備えたアドバンス・ユーザーインターフェイスまたは、コストを抑えたベーシックなインターフェイス。
製品概要: PPC4 デジタル圧力コントローラー/校正器
ベーシックかつ高度な PPC4 は、デジタル圧力校正器に期待される全ての機能を装備
- ポータブルな圧力校正で。堅牢な作りで、移動を伴う用途にも適しており、特殊な梱包なしの通常の発送が可能
- 11 の言語を完全サポートする高度なユーザー・インターフェイス
- 微差圧を含む、1 kPa ~ 14 MPa の絶対圧およびゲージ圧の圧力レンジをカバー
- Q-PRT スパンの ± 4 ppm のコントロール精度(デフォルトはオートレンジでの ± 0.005%)
- さまざまな精度要求に対応するため、3 種の Q-RPT 測定クラスを用意
- 測定圧力または制御圧力の不確かさはリアルタイムで計算され、本体ディスプレーまたはリモート・インターフェイスから利用可能
- Q-RPT として外部の RPM4 を用いることもでき、この場合は再校正のために PPC4 本体の発送が不要
- AutoRange 機能により、圧力の試験・校正を行う特定レンジに合わせて測定精度、圧力制御、安全機能を最適化
- ダイナミック・モード、またはスタティック・モードの 2 つのコントロール・モードがあり、ユーザーによる設定可能
- フルークの PPC3 圧力コントローラーと共通のリモート・コマンド・プロトコル
- フロント・パネルのプラグ・アンド・プレイ対応 USBポートへは、「コックピット」ソフトウェア(無償)をインストールしたPCを接続
- 複数のリモート・インターフェイス・オプション: RS232 およびフロント・パネルの USB を標準装備、IEEE-488.2、イーサネット、リアパネルの USB はオプション
- ハードウェアの追加や校正を行わず、絶対圧モード、ゲージ圧モード、そして正負圧のゲージ圧モードへ瞬時に切り替え
- 圧力の制御と測定が途切れることなく、瞬時に圧力モードの切り替え
- 大気圧開放時、オートゼロの自動化
- 圧力 SI 単位の他にユーザーによる単位の定義が可能
- ユーザーによる条件設定可能な、シンプルで客観的な制御圧力基準「 ready / not ready 」表示
- 圧力ヘッド差の自動補正
- 被校正器の許容差の試験手順を内部メモリにプログラム
- 自動リーク・テスト
- システム設計用バルブ・ドライバー・オプション
- 自動パージ機能付きリキッド・トラップ(SPLT)アクセサリにより液体の浸入を防止
- flukecal.com の無償ソフトとフラッシュ・メモリにより簡単にアップグレード
- その他多数
こちらの製品については日本国内での窓口は株式会社大手技研となっております。
仕様: PPC4 デジタル圧力コントローラー/校正器
PPC4 全般仕様 | |
電源仕様 | 100 ~ 240 VAC、50/60 Hz、最大消費電力 70 W |
動作温度範囲 | 15℃ ~ 40℃ (50 °F ~ 104 °F) |
保管温度範囲 | -20℃ ~ 70℃ (-4 °F ~ 158 °F) |
振動 | MIL-T-28800D に適合 |
重量 | 16.6 kg(36.5 lb) |
寸法 | |
PPC4: | 高さ 19 cm × 幅 35 cm × 奥行 41 cm(7.5 in. x 13.8 in. x 16.1 in.) |
PPC4-ui: | 高さ19 cm x幅35 cm x奥行45 cm(7.5 in. x 13.8 in. x 17.7 in.) |
リモート・インターフェイス | RS232 (COM1、COM2)、USB(フロント・パネル) オプション: IEEE-488.2、Ethernet および USB (リア・パネル) |
言語サポート(高度な UI およびコックピット・ソフトウェア) | 中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、チェコ語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、ポルトガル語、ロシア語、およびスペイン語 |
圧力レンジ | 負圧~ 14 MPa |
圧力媒体 | 任意の清浄な乾燥した非腐食性ガス |
供給圧力 | 最大要求設定圧力 + 70 kPa (10 psi) |
排気圧力 | 大気圧、35 kPa 以下のゲージ圧には真空ポンプ |
圧力接続配管 | |
TEST (+)、TEST (-): | 1/8 in. NPT F |
SUPPLY: | 1/8 in. NPT F |
EXHAUST: | 3/8 in. NPT F |
ATM: | 10-32 UNF |
圧力リミット | |
最大動作試験圧力: | 最大 Hi Q-RPT の 103% |
TEST ポート最大圧力(ダメージを与えない): | 最大 Hi Q-RPT の 115% |
ユーティリティー・センサー(装着時) | |
分解能: | スパンの0.001% |
確度: | スパンの0.1% |
圧力測定 | |
ウォームアップ時間 | 電源投入後、最高性能のためには 30 分のウォームアップ時間を推奨します。 |
分解能 | 最大1 ppm、ユーザー調節可能 |
加速度影響 | 最大 ± 0.008 %/g水平面から ± 20°以内では、傾斜の影響を受けずに動作可能。 |
予測年間安定度1 | 読み値の ± 0.005% (ゲージ・モードまたは絶対モードで定期的に AutoZero 機能を使用) |
確度 2 | Q-RPT フル・スケール・スタンダード オートレンジで指定されたスパンの ± 0.01 %4 Q-RPT スタンダード・クラス 読み値の ± 0.008 %5 Q-RPT プレミアム・クラス 読み値の ± 0.005 %7 |
測定の不確かさ 3 | Q-RPT フル・スケール・スタンダード オートレンジで指定されたスパンの ± 0.015 %4 Q-RPT スタンダード・クラス 読み値の ± 0.01 %6 Q-RPT プレミアム・クラス 読み値の ± 0.008 %8 |
1 AutoZero 機能の定期的な使用を前提とした Q-RPT の 1 年間の安定度(k=2)です。ゲージ・モードの場合、大気開放時には自動的に絶対モードで参照大気圧計と比較することによって AutoZero 機能が実行されます。AutoZero を用いない場合、絶対モードの 1 年間の安定度は ± (Q-RPT スパンの 0.005 % + 読み値の 0.005 %)です。
2 直線性、ヒステリシス、繰り返し性から成り立ちます。ゲージ・モードでは、Axxx (絶対圧レンジ) Q-RPT の仕様に、オンボード大気圧計の分解能と短期安定性から、+ 1 Pa を加えます。
3 Q-RPT が表示する測定値の最大偏差は、確度、安定度、温度影響、そして校正の不確かさを合成した拡張不確かさです。(k=2、ISO の「計測における不確かさの表現のガイド」に従う)
4 % の AutoRange Span は、Q-PRT スパンの 30 % 以下にはできません(BG15K および G15K では 10 % まで)。
5 Q-PRT スパンの 30 % ~ 100 % における読み値の ±0.008 % です。30 % 以下では、Q-PRT スパンの ±0.0024 % です。
6 Q-PRT スパンの 30 % ~ 100 % における読み値の ±0.01 % です。30 % 以下では、Q-PRT スパンの ±0.0030 % です。
7 Q-PRT スパンの最大値の 30 % ~ 100 % における、オートレンジで指定されたスパンの 30 % ~ 100 % における読み値の ±0.005 % です。30 % 以下では、オートレンジで指定されたスパンの ±0.0015 % または Q-PRT スパンの ±0.0005 %、いずれか大きい方。
8 Q-PRT スパンの最大値の 30 % ~ 100 % における、オートレンジで指定されたスパンの 30 % ~ 100 % における読み値の ±0.008 % です。30 % 以下では、オートレンジで指定されたスパンの ±0.0024 % または Q-PRT スパンの ± 0.0007 %、いずれか大きい方。
注:テクニカル・ノート 8050TN11 に、PPC4 Q-RPT の不確かさに関する詳細が記述されています。
圧力コントロール・モードおよび「ready/ not ready」表示 | |
スタティック・モード | 密閉された圧力配管内の圧力が、目的圧のホールドリミットの範囲内にある時、圧力コントロールを停止します。 圧力がホールドリミット内で安定を達成すると「ready」の表示になります。 |
ダイナミック・モード | 圧力をホールドリミット内にもていき、目的の圧力値を維持するよう継続的にコントロールします。圧力がホールリミット内の場合「ready」の表示になります。 |
コントロール用パラメーター | ホールドリミット、スタビリティーリミット(デフォルト値はユーザーによって調整可能) |
圧力コントロールの仕様 | |
コントロール精度 | Q-PRT スパンの ± 4 ppm または HI Q-PRT スパンの ± 0.4 ppm、いずれか大きい方。 |
{329ダイナミック・モードでコントロール可能な最小圧力 | ゲージ圧:自動大気開放によってセロを設定ゼロの前後での最小の圧力設定値は、Q-RPT の分解能とコントロール精度によってのみ制限されます。絶対圧、負圧ゲージ圧:± Q-PRT スパンの 0.05%、または 1 kPa で、いずれか大きい方。 |
高真空圧 (絶対圧、負圧ゲージ圧) | 高真空圧オプション付きの場合: 代表値 50 Pa abs(0.5 mbar abs)、真空ポンプおよび接続配管に依存。 高真空圧オプション無し: 代表値 200 ~ 700 Pa abs(2 ~ 7 mbar abs)、真空ポンプおよび接続配管に依存。 |
設定圧力の安定待時間(ホールドリミット 0.005 %、試験容積 50 cc での代表値 ) | 15 ~ 35 秒 |
スルータイム (大気圧から FS、試験容積 50 cc) | 30 秒 |
試験容積の代表値 | HI Q-RPT スパン: 0 ~ 2 MPa: 0 ~ 1,000 cc HI Q-RPT スパン: 3.5 ~ 14 MPa: 0 ~ 500 cc |
こちらの製品については日本国内での窓口は株式会社大手技研となっております。
モデル: PPC4 デジタル圧力コントローラー/校正器
拡張ユーザー・インターフェイス付きPPC4コントローラー/校正器(カラー・ディスプレイ、フル・キーパッド、ポイント・アンド・クリック・ノブ)
校正方法:
- 必要な最大制御圧力を決定
(14 MPa まで) - 決定した最大圧力用の Q-RPT またはユーティリティ・センサー(xxxx)を選択し、そのクラス(y)を選択します。
- フルスケール標準 Q-RPT
- 標準 Q-RPT
- プレミアム Q-RPT
- ユーティリティ・センサー
- 場合により、低Q-RPT(zzzz)を選択
- フルスケール標準 Q-RPT
- 標準 Q-RPT
- プレミアム Q-RPT
- オプションの選択
- 単位 – SI または US 公称範囲
- CE 互換
- リモート・インターフェイス – IEEE-488.2 の追加
構成オプションに関する詳細情報は、PPC4の製品パンフレットをダウンロードしてください。
PPC4コントローラー/校正器、基本ユーザー・インターフェイス(2 x 20文字、10キー)
校正方法:
- 必要な最大制御圧力を決定
(14 MPa まで) - 指定された最大圧力のQ-RPTまたはユーティリティ・センサー(xxxx)を選び、そのクラスを選択
- 場合により、低Q-RPT(zzzz)を選択
- オプションの選択
- 単位 – SI または US 公称範囲
- CE 互換
- リモート・インターフェイス – IEEE-488.2 の追加
構成オプションに関する詳細情報は、PPC4の製品パンフレットをダウンロードしてください。
PPC4石英基準圧力トランスデューサー(Q-RPT)
SI バージョン
最大レンジ(kPa) 絶対圧: 1,400
最大レンジ (kPa) ゲージ: 1,400
米国版
最大レンジ(psi) 絶対圧: 200
PPC4石英基準圧力トランスデューサー(Q-RPT)
SI バージョン
最大レンジ(kPa)絶対圧: 110
最大レンジ (kPa) ゲージ: 10
米国版
最大レンジ(psi) 絶対圧: 16
最大
PPC4石英基準圧力トランスデューサー(Q-RPT)
SI バージョン
最大レンジ(kPa)絶対圧: 10,000
最大レンジ(kPa)ゲージ: 10,000
米国版
最大レンジ(psi)絶対圧: 1500
最大抵抗値
PPC4石英基準圧力トランスデューサー(Q-RPT)
SI バージョン
最大レンジ(kPa)絶対圧: 14,000
最大レンジ(kPa) ゲージ:14,000
米国版
最大レンジ(psi) 絶対圧:2,000
最大
PPC4石英基準圧力トランスデューサー(Q-RPT)
SI バージョン
最大レンジ(kPa)絶対圧: 160
最大レンジ (kPa) ゲージ: 60
米国版
最大レンジ(psi) 絶対圧: 23
最大
PPC4石英基準圧力トランスデューサー(Q-RPT)
SI バージョン
最大レンジ(kPa) 絶対圧: 200
ゲージ最大レンジ(kPa):100
米国版
最大レンジ(psi) 絶対圧: 30
最大
PPC4石英基準圧力トランスデューサー(Q-RPT)
SI バージョン
最大レンジ(kPa) 絶対圧: 2,000
最大レンジ (kPa)ゲージ: 2,000
米国版
最大レンジ(psi) 絶対圧: 300
PPC4石英基準圧力トランスデューサー(Q-RPT)
SI バージョン
最大レンジ(kPa) 絶対圧: 3,500
最大レンジ (kPa) ゲージ: 3,500
米国版
最大レンジ(psi) 絶対圧: 500
PPC4石英基準圧力トランスデューサー(Q-RPT
SI バージョン
最大レンジ(kPa)絶対圧: 350
最大レンジ (kPa) ゲージ: 250
米国版
最大レンジ(psi) 絶対圧: 50
最大
PPC4石英基準圧力トランスデューサー(Q-RPT)
SI バージョン
最大レンジ(kPa)絶対圧: 700
最大レンジ (kPa) ゲージ: 700
米国版
最大レンジ(psi) 絶対圧: 100
最大
PPC4石英基準圧力トランスデューサー(Q-RPT)
SI バージョン
最大レンジ(kPa)絶対圧: 7,000
最大レンジ (kPa) ゲージ: 7,000
米国版
最大レンジ(psi) 絶対圧: 1000
PPC4石英基準圧力トランスデューサー(Q-RPT)
SI バージョン
最大レンジ(kPa)絶対圧: 70 ~ 110
最大 レンジ(kPa)ゲージ: --
米国版
最大レンジ(psi)絶対圧: 10.2 ~ 16
PPC4石英基準圧力トランスデューサー(Q-RPT)
SI バージョン
最大レンジ(kPa)絶対圧: --
ゲージ最大レンジ(kPa):15
米国版
最大レンジ(psi)絶対圧: --
最大
PPC4石英基準圧力トランスデューサー(Q-RPT)
SI バージョン
最大レンジ(kPa)絶対圧: --
ゲージ最大レンジ(kPa):100
米国版
最大レンジ(psi)絶対圧: --
最大
PPC4石英基準圧力トランスデューサー(Q-RPT)
SI バージョン
最大レンジ(kPa)絶対圧: --
ゲージ最大レンジ(kPa):15
米国版
最大レンジ(psi)絶対圧: --
最大
PPC4石英基準圧力トランスデューサー(Q-RPT)
SI バージョン
最大レンジ(kPa)絶対圧: --
ゲージ最大レンジ( kPa):200
米国版
最大レンジ(psi)絶対圧: --
最大
基準圧力モニター、外部 Q-RPT用