Fluke FEV350 EV 充電ステーション・アナライザー（現在、国内では販売していません）

新製品

主な機能

AC EV 充電ステーションの安全性と機能をテストできるオールインワンのソリューション
合格 / 不合格試験結果
オート・コントロール・パイロット (CP) と波形解析
TruTest™ データ管理ソフトウェアに対応

製品概要: Fluke FEV350 EV 充電ステーション・アナライザー（現在、国内では販売していません）

FEV350 は、タイプ 2 またはタイプ 1 コネクタを備えた AC EV 充電ステーションの安全性と性能試験に必要な全てを備えたソリューションです。複数のツールを使用することなく、複数の試験を迅速かつ効率的に実行および文書化する必要がある技術者向けに設計されています。

TruTest^™ でテスト結果の処理やレポートのまとめにかかる時間を短縮

EVSE 検査の測定データを簡単に管理
検査結果やレポートを迅速に作成
コントロール・パイロットの波形解析で合否を簡単に表示
サイト・データと以前のサイト・データを比較して経時的変化を確認
最新のファームウェアに直ちにアクセスして FEV350 を更新
TruTest^™の 60 日間無料デモ版をダウンロードしてください。ソフトウェア・キーを購入すると、Lite または Advanced バージョンのロックを解除できます。

このソリューションには、文書化およびレポート作成用の TruTest EV 充電ソフトウェア・モジュールが含まれています。このソリューションでは、フルークの互換性がある多機能設置テスターが対応している測定に加え、下記の測定項目を実施することで、Bluetooth によるワイヤレス接続で配線構成図および情報画面に基づいて設置認証/検査を実現し、TruTest ソフトウェアとのシームレスな統合によるレポート生成を行います。Fluke FEV350 には、解析や時間のかかるテストを簡素するために、事前に定められたテスト・プラン機能や測定結果の合否表示機能があります。FEV350 EV 充電ステーション・アナライザーは、IEC/EN 61851-1 および IEC/HD 60364-7-722 に準拠して設計されています。

測定項目:

危険電圧がないことを確認するための、PE (保護) アース事前テスト
目視検査
30 Ma Rcd + 6 Ma Rdc-Dd トリップ・テスト
公称電圧 + 位相順
オート・コントロール・パイロット (CP) と波形解析
近接パイロット
エラー・テスト

互換性のあるフルークの多機能テスターが対応している測定:

アース接地
絶縁
ループ/ライン・インピーダンス

ニーズに合ったパッケージについては、FEV350 を含むさまざまなキットのモデル・タブを参照してください。Bluetooth 5.0 と互換性があります

仕様: Fluke FEV350 EV 充電ステーション・アナライザー（現在、国内では販売していません）

テスト機能仕様

桁数に関する動作誤差の仕様基準は、±(読み値の % + 桁数) として定義されます。% を参照する他の仕様の動作誤差は、特に指定されていない限り、読み取り値の % として定義されます。すべての読み値に関する動作誤差の仕様基準温度は、23 °C ± 5 K (温度係数は 0.1 %/°C) です。

テスト/機能	表示範囲	測定レンジ	動作誤差	公称値
PE 事前テスト
接触電圧、安全範囲	≤50 V AC/DC		-50 %	--
接触電圧、危険範囲	>50 V AC/DC		+0 %	--
目視検査	チェックリストを参照
アース接地、R_LO^[1]	--			@ >200 mA I_テスト
絶縁、R_INS^[1]	--			@ 500 V U_nom
ループ/ライン・インピーダンス^[1]	--			トリップ・ループなし
RCD/RDC-DD プレテスト
U_f	5 V ～ 110 V		- (0 % + 0 桁) + (10 % + 3 桁)	^{@ I}テスト 0.33 x IΔN AC
R_e	166 Ω ～ 3667 Ω		-10 % ～ +15 %
RCD テスト (IΔN 30 mA)
RCD タイプ A、B/B+、RDC-PD	--			100 V AC ～ 253 V AC (電源時)
AC、半波、DC (0°、180°) での RCD トリップ時間
x0.5 (30 mA)	0 ms ～ 510 ms		±(2 % + 3 ms)
x1 (30 mA)	TN: 0 ms ～ 310 ms TT (120 V 時): 0 ms ～ 310 ms TT @230 V: 0 ms ～ 210 ms
x5 (30 mA)	0 ms ～ 50 ms
ランプ電流 (0°、180°)
AC (RCD タイプ B/B+ 時)	12.0 mA ～ 36.0 mA、17 ステップ 1.5 mA 時		±1.5 mA
AC 半波 (RCD タイプ A および RCD-PD 時)	7.5 mA ～ 48.0 mA、28 ステップ 1.5 mA 時
DC (RCD タイプ B/B+ 時)	12.0 mA ～ 66.0 mA、37 ステップ 1.5 mA 時

テスト/機能	表示範囲	測定レンジ	動作誤差	公称値
RDC-DD テスト (IΔN +6 mA EV)
トリップ時間 (0°、180°)				100 V AC ～ 253 V AC (電源時)
+3 mA DC	0.000 s ～ 10.100 s		±(2 % + 3 ms)
+6 mA DC
+60 mA DC	0 ms ～ 310 ms
+200 mA DC	0 ms ～ 110 ms
ランプ電流 (0°、180°)	スムーズ・ランプ 2.0 mA ～ 6.0 mA		±0.6 mA
電源電圧
L-N、L-PE、N-PE	0 V ～ 280 V	0 V ～ 253 V	±(3 % + 3 桁)	R_IN L-N: >30 MΩ、R_IN L-PE: >10 MΩ、 40 Hz ～ 70 Hz、クレスト・ファクター 2、V_{最大ピーク}: 560 V
L-L	0 V ～ 490 V	0 V ～ 440 V		R_IN L-L: >30 MΩ、 40 Hz ～ 70 Hz、クレスト・ファクター 2、V_{最大ピーク}: 980 V
周波数	40.00 Hz ～ 70.00 Hz		±0.20 Hz	--
相順	右、左、なし	--	電圧不平衡: <20 % 電圧位相差、位相不均衡: 120° ±10°	50 V ～ 280 V N までの相
CP 信号解析
電圧	-15.000 V ～ 15.000 V	-15.000 V ～ -2.000 V、 2.000 V ～ 15.000 V	±0.5 %	R_IN: 1 MΩ 0.9000 kHz～ 1.1000 kHz; U_CP+ >2.000 V、 U_CP- <-2.000 V
PWM デューティ・サイクル	2.0 % ～ 98.0 %	3.0 % ～ 97.0 %	±5 桁
現在の表示	0.0 A ～ 80.0 A	--	デューティ・サイクルに基づく ^[3]
周波数	0.9000 kHz ～ 1.1000 kHz		0.001
CP 状態表示	A、B、C、D	--	電圧に基づく ^[2]
	x1、x2	--	周波数に基づく ^[2]

テスト/機能	表示範囲	測定レンジ	動作誤差	公称値
CP 状態シミュレーション	A	--	>900 kΩ ±0.2 %	--
	B		上限レベル: 4610 Ω ±0.2 %^[2] 公称レベル: 2740 Ω ±0.2 %^[2] 下限レベル: 1870 Ω ±0.2 %^[2]
	C		上限レベル: 1723 Ω ±0.2 %^[2] 公称レベル: 1300 Ω ±0.2 %^[2] 下限レベル: 909 Ω ±0.2 %^[2]
	D		上限レベル: 448 Ω ±0.2 %^[2] 公称レベル: 270 Ω ±0.2 %^[2] 下限レベル: 140 Ω ±0.2 %^[2]
PP 状態シミュレーション	オープン	--	>900 kΩ	--
	13 A		1500 Ω ±1.5 %^[2]
	20 A		680 Ω ±1.5 %^[2]
	32 A		220 Ω ±1.5 %^[2]
	63 (70) A		100 Ω ±1.5 %^2]
	エラー		<60 Ω (56 Ω ±5 %)
障害シミュレーション	PE エラー (接地不良/PE オープン)	--	--	--
	CP エラー E @ 0 Ω または 120 Ω		-0 Ω/ +2 Ω、 120 Ω ±1.5 %^[2]
	ダイオードのショート		--
	エラー D
PP 電圧測定 (ソケット付きタイプ 2)	0.10 V ～ 15.00 V		±(1.0 % + 3 桁)	R_IN: 1 MΩ

テスト/機能	表示範囲	測定レンジ	動作誤差	公称値
PP 抵抗測定
ケーブル付きタイプ 2 (R_c)	50.0 Ω ～ 499.9 Ω 500 Ω ～ 5000 Ω		±1.0 %	--
ケーブル付きタイプ 1 (S3、R6、R7)
CP 抵抗測定 (R1)	800 Ω ～ 1200 Ω		±1.0 %	--
[1] テストには多機能テスター (MFT) が必要です。表示範囲、測定範囲、動作誤差、または精度値については、MFT の資料を参照してください。 [2] IEC 61851-1 に準拠。 [3] IEC 61851-1 の表 A.8 に準拠。

一般仕様
入力電気定格				1 Φ: 最大 250 V 3 Φ: 最大 230/400 V、50/60 Hz、最大 1 A
内部消費電力				最大 3 W
サイズ (高さ × 幅 × 奥行き)				～(263 mm x 123 mm x 63 mm) ~(10.35 in x 4.84 in x 2.48 in)、TY1 または TY2 プラグなし
重量				～0.9 kg、TY1 または TY2 プラグなし～1.4 kg、TY1 または TY2 プラグあり
バッテリー				4 x AA/IEC LR6 アルカリまたは IEC HR6 NiMH
温度
作動時				-10 °C ～ 40 °C (14 °F to 104 °F)
保管時				-20 °C ～ 50 °C (-4 °F to 122 °F)
相対湿度
作動時				10 % ～ 85 %、0 °C ～ 40 °C (32 °F ～ 104 °F)、結露なし
保管時				最大 95 %
無線、Bluetooth 5.0
周波数範囲				2412 MHz ～ 2462 MHz
出力電力				<100 mW
高度				3000 m
安全性				IEC 61010-1: 汚染度 2、IEC 61010-2-030、CAT II 300 V、保護クラス II
性能				IEC 61557-1、IEC 61557-6、IEC 61557-7、IEC 61557-10
保護等級				IEC 60529: IP40

電磁両立性 (EMC)
国際 IEC 61326-1: 基本的な電磁環境、CISPR 11: グループ 1、クラス A
グループ 1: 機器自体の内部機能に必要な伝導結合 RF エネルギーを意図的に生成 / 使用する機器です。
クラス A: 家庭および住宅用建物に電力を供給する低電圧電力供給網に直接接続された建造物以外の、あらゆる施設での使用に適した機器です。他の環境では、伝導妨害や放射妨害のため、電磁両立性を確保することが難しい場合があります。
注意 : 本器は住宅環境での使用を想定しておらず、そのような環境では電波受信に対する保護が十分でない場合があります。本機器をテスト対象に接続すると、CISPR 11 で要求されるレベルを超えるエミッションが発生する可能性があります。
韓国 (KCC) クラス A 機器 (産業用放送&通信機器)
クラス A: 本器は工業電磁波装置の要件に適合しています。販売者およびユーザーはこの点に留意する必要があります。本機器は事業環境での使用を目的としており、住宅での使用を意図していません。